ラベル

2012年8月6日

MidiからMoe-ABC楽譜に変換!

音楽演奏って楽しいねぇ~。同じ音楽ばっかり演奏していると飽きちゃう、ということで自分でABC楽譜を起こしてみることにしました。
でも、自分で作曲したり楽譜から入力するのは面倒なので、既存のMidiファイルから変換することにします。

用意するソフトと参考リンク
  1. MIDI音楽編集ソフトDomino (http://takabosoft.com/domino)
  2. もえといろ (http://aquavit.hiho.jp/moeabc/)
    toMoEgah r17 (http://d.hatena.ne.jp/vow/)
  3. もえいろは (Moe公式サイトから)
  4. Moe公式サイトの情報: 楽器演奏(作曲)について

1.適当なMidiを拾ってくる

Moe内で演奏してもライセンス的に大丈夫な曲を探すのは大切ですが、はじめは、ピアノやオルゴールなどのソロ演奏曲を探しましょう。
MoE内では、フルートなどの楽器でもピアノのように和音や低音が出せるので、沢山あるピアノ演奏曲から探すとよいかも。
Dominoを使ってMoE専用に楽譜を書き直すと、オーケストラ演奏も2~3人で演奏できるようになります。

2.Midiの中身を確認してみる

Midiの中身を知るために、Dominoで開いてみましょう。
Midiでは、楽器毎に沢山のchが登録されていることがありますが、MoE用のABC楽譜では楽器毎にファイルを分ける必要があります。
Pitch Bend はMoe ABC楽譜で表現できないので、Pitch Bendを多用したMidiは MoE内で演奏すると残念なことになります。
実際の演奏を記録したMidiも存在します。音符の長さが中途半端になっているのが特徴ですが、こんなMidiファイルはクォンタイズやレガートで整形しないと、ABC楽譜が大きくなりすぎてMoe内で演奏できないってことがあります。

3.ABC譜に変換してみる

もえといろ が簡単なので、初心者にはおすすめです。
演奏すると発音がずれるようでしたら、リズム制約 (クォンターゼーション) の制限を緩く/制限なしにします。(出力されるABCファイルサイズが増加します。)
合奏曲で音がずれるようでしたら、toMoEgah を使ってみてください。

4.もえいろはで演奏してみる

もえいろはで演奏しながら、各楽器のボリュームを <v:80> とかABC楽譜を手打ちで調整します。
演奏可能な和音数を超えてしまったら、2人以上のセッション用楽譜にするか音符をゴリゴリ削るしかないですぅ。

5.出来上がったABC楽譜はないの?

Moe公式サイト(楽器演奏(作曲)について)から、楽譜詰め合わせがダウンロードできます。
楽器公開テスト時にも配布された楽譜は、すこし編集が違うようです。
ニコニコ動画の【MoE楽器演奏】紅葉色の帰り道【オリジナル曲】は、動画説明にダウンロードリンクがあります。
おこめさんのがくふおきばを発見。蜜柑箱の隠れ家にも楽譜が置いてあるもにぃ。
MOEの楽譜ですよ。を発見。
私の変換したABC譜も、使ってくださいね。

=== FAQ ===

toMoEgahで変換したらドラムやパーカッションの音が出ません。

toMoEgahではch10をドラム譜と認識しません。認識させるにはチャネル先頭にドラム変換マップを挿入する必要があります。
Dominoで toMoEgah用の音源定義ファイル を使うと一括でドラム変換マップを挿入できます。

toMoEgah で変換するのが面倒です。

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo にtoMoEgahへのショートカットを作成すると、"送る" で変換できるようになります。

toMoEgah が解凍できません。

FreeSoft 100 あたりから、7z解凍に対応したアプリを探してください。